広島出身・広島市立大学院染織造形修了
布に蝋と染料で模様染めする蝋染め技法を用いて、新たな平面表現を追求している。身近な自然や他生物の視点から着想したイメージを、水の動きや現象に左右される蝋染めで表現することで、布上に自然を生み出し蝋染めならではの独自の世界を創造している。
個展、受賞多数。海外のアートフェアに出品するなど国内外で活動している。
U M E D A A Y A K A
染色作家 - Japanese Batik Painting
広島出身・広島市立大学院染織造形修了
布に蝋と染料で模様染めする蝋染め技法を用いて、新たな平面表現を追求している。身近な自然や他生物の視点から着想したイメージを、水の動きや現象に左右される蝋染めで表現することで、布上に自然を生み出し蝋染めならではの独自の世界を創造している。
個展、受賞多数。海外のアートフェアに出品するなど国内外で活動している。
身近な自然をモティーフに制作しています。淡い色から順に染めては蝋(ろう)を伏せていく工程を重ねていくことで、最終的には1枚の布の中に幾重もの層が生まれ、それが一つの像となって現れます。
水に乗って動く染料の粒子、やり直しがきかない工程が生み出す層は、ときに私自身にも見えていなかった世界を見せてくれます。この技法を用いることで布上に「自然」を生み出せる可能性を感じています。
素材の美しさ、自由さ、人との関係性、諸現象の影響が反映される模様など、さまざまな要素に刺激を受けながら、染めならではの世界の広がりを追求しています。